いよいよ秋季大会始まりました

9/19からいよいよ千葉県秋季大会が始まった。まだ1回戦という段階で拓大紅陵と稲毛が対戦するというので袖ヶ浦球場まで行ってきました。JR袖ヶ浦駅から徒歩10分程度のところにあり電車で行く人にも便利です。売店はなかったので途中にあるローソンとセブンイレブンでドリンクや食べ物を買い込んだ方が良いでしょう。

紅陵000100100-2H9E0
稲毛00000030*-3H6E1

 紅陵の先発はエース加藤でなく右腕本格派の浅野、稲毛はエース石田でした。球速は浅野、キレは石田が上回っていましたね。ただ石田がコントロールがいまいち。そして内野を含めた稲毛の守備もいまひとつ。四死球と内野安打だけで15人以上は出塁していた。それで2点しか取れなかったのが後々響く形となった。ランナー出るけどタイムリーが出ない。9安打の中でクリーンヒットは3本位だったことも考えれば打線は石田を打ててなかった。逆に稲毛は数少ないチャンスを見事に得点に結びつけた。7回も一点返してなおも二死ながらランナー2人で紅陵加藤を引きづりだして四球、そしてタイムリーと効率良い攻撃だった。
 スコアをみれば紅陵は勝てた試合を落としたみたいに見えるが、内容はそうでもなかった。攻撃でのミスの続出は酷かった。特にバックネットスレスレのファウルフライで1塁ランナーが飛び出したままでダブルプレーになったり、ライト前タイムリーでライトが球を取った時には二塁ランナーはまだサードを回る直前というタイミングで三塁コーチャーは「行ける」と判断して暴走させたあたりは逆の意味で唸ってしまった。その暴走は結果的にはライトの暴投で生還したがあくまで結果オーライ。当然三塁コーチャーはベンチ帰ってからコーチから怒鳴られて交代させられてた。
 今年の夏にはあれよあれよという感じで決勝まで進出したが、その時の勢いはまったく感じられなかったというのが今日の拓大紅陵の印象でした。

 次に秋津まで移動して西武台千葉と千葉商の試合を観戦した。八千代から秋津までの移動はほぼ1時間かかる。
試合は両チームともにエースが先発。7回まで西武台千葉が5-0とリードしていた。西武台千葉のエース左腕も普通の投手でしたが、千葉商も打てる雰囲気がなかったので途中で帰ったのだが、それがいけなかった・・・。結果は千葉商業が7点取って逆転勝ちしたとか。本当に高校野球は展開が読めないというのを改めて実感した。