雰囲気ある小さな温泉街

 この週末は群馬・沢渡温泉に行ってまいりました。「知らないね」と思われる方ばかりと思います。私自身もつい数ヶ月前までは存在を知りませんでした^^。近くには草津温泉四万温泉など有名な温泉があり、どうしても地味な存在になり勝ちですが、なんのなんの温泉としてはなかなかのものでした。一度湯に入ると体の芯まで暖かくなりポカポカになります。そしてそれが長続きするんですね。24時間入ることができる温泉だと、つい深夜も含めて何度も入りたくなるのが常なんですがここの温泉だと何度も入る気が起きなくなります。それだけ体が温められているんだなということなんでしょう。
 宿は「まるほん旅館」という伝統ある旅館でしたが、特徴はなんといっても風呂です。メインの大風呂は基本的には混浴(朝夜それぞれに女性専用タイムあり)。この風呂の雰囲気がなかなかのモノ。ここの檜張り大浴場がそれなのですが、檜の香りと温泉湯の硫黄のにおいが入り混じりとてもいい感じです。そしてそれほど熱くないので長湯もできました。女性客にとっては女性専用タイムが限られておりその時間の大浴場がとても混んでしまうことや、それ以外の浴場が小さすぎで混浴をきにする若い女性客は厳しい面もある感じです。その分、男性には比較的ゆったりということになるんですが・・。
 この温泉は駅でいえば「中の条」からバスかタクシーということになります。中の条までは高崎や新前橋を通るので、つい二週間ほど前に高校野球の秋季関東大会で前橋の敷島球場に行ったばかりでしたので見慣れた風景でもありました^^