駒大苫小牧と早稲田実が決勝進出

駒大苫小牧7−4智弁和歌山
序盤で駒大苫小牧がリードを奪い、途中登板の田中が抑え逃げ切った。田中はこれまでで一番良かった。といっても去年秋の状態と比較すればまだまだだけど・・・。
試合内容としてはいまいち。お互いエラーが多く出ていたし締まらない凡試合。準決勝としてはちょっとレベル低いと思いました。

早稲田実5−0鹿児島工
早稲田実のエース斉藤がまったく危なげなかった。完璧な内容で完封。鹿児島工業も噂の代打の切り札今吉君の登場も球場を盛り上げました。代打専門であれだけ観客を湧かせる選手も珍しいですよね。完敗なんで悔しいというより各選手満足感にあふれた笑顔であったことが印象的でした。それに今吉君、土も2袋分も持って帰っていたような気がする(笑)。あと、試合終了後の挨拶で早稲田実ナインを笑わせていた今吉君に拍手ですね。あの斉藤投手でさえあれだけの笑顔を見せていたし(笑)。

ただ、残念なのは鹿児島工業ナイン(監督も含めてか)に本当に勝つ気があったかどうか。準決勝進出に満足しきっていたような気がした。前評判も苦戦となるのは必至だったし選手もそう思っていただろう。だがそれを跳ね返して死力を尽くして早稲田実に立ち向かったかといわれたらそれを感じなかった。大会屈指の好投手なら、セーフティバントするとか揺さぶりをかけて欲しかったし、序盤の一死一、三塁でもただ打たせて三振と凡打と無策すぎだったと思う。なんかネットでも今吉君の話題で持ちきりのようだけれど、チームとしては無策すぎであったのは残念に思う。


これで決勝は三連覇を狙う駒大苫小牧早稲田実となった。好投手同士の投げ合いを期待したいです。駒大苫小牧有利の声が多いけど僕は早稲田実有利とみたいね。何気に早稲田実の守備は堅いし、ほころびが出るのはむしろ駒大苫小牧のほうだろう。特にセカンドの守備は準決勝ではひどかったしね。あと、苫小牧のチームに一体感を一切感じないのは気のせいかな。準決勝での投手交代でボールを手渡すところでも一切声も目もあわせてない^^。田中だけが孤立しているか知りませんが駒大苫小牧の完成度は高くないと思う。