ふと思ったこと

 思えばあれは不思議な経験だった。それは昨年夏の甲子園大会一回戦「八重山商工-千葉経済大附属」をテレビ観戦していた。この試合の勝者が次の週末に私が甲子園で観戦する試合をするはずだったので重要でした。2005年は沖縄尚学の好試合、それに沖縄チーム独特の応援に魅せられていたので2006年にも沖縄代表校の試合を観戦し、応援の音声も収録したいと思っていた。また千葉経済大附属というチームにそれほど魅力を感じてなかったのも正直なところ。あと、ここで何度か書いたが明治大学校歌をまねた応援にも「なんだかな」と思っていたため、私個人的には試合前まで八重山商工に勝ってほしいという気持ちがありました。
だが試合が始まり千葉経済大附属が先行し八重山商工が追い上げ逆転していく試合の中で、自分の気持ちはだんだんと千葉経済大附属に傾いていきました。不思議です。甲子園で好試合をしている千葉経済大附属のナインをみていると、千葉県大会での熱闘が頭をよぎる。するとますます千葉経済大附属を応援している自分がいました。最終的には千葉経済大附属が負けてしまうのであるが、口惜しい思いがこみ上げてきた。なんだろうね。