ついに選抜高校野球始まりました

 23日から待ちに待った選抜高校野球が始まりました。まあ初日は金曜ということで見られませんでしたが、今日は土曜ということもあり朝からテレビ観戦。残念ながら雨のため第三試合の千葉経済の試合は中止順延となったが、午前中の2試合は予定通り開催された。第一試合は山梨の都留高校と愛媛の今治西の対戦。都留は21世紀枠での出場だが関東大会ではベスト8にとどまったが、あの神奈川の桐光学園を破っているので実力はあるのだろう。だが常連校の今治西に対して苦戦が予想されたが、いい意味で予想外でした。実力的にはやや劣っていたものの、試合展開としては善戦どころか主導権を握っていたと思う。都留のエースも今治西打線を抑えていたし、チャンスすら作らせなかったほどだ。都留の打線は先頭打者がことごとく出塁して確実に送りバントで走者を送ってチャンスは作るもののタイムリーが出ないまま、2-1で終盤8回を迎える。8回表都留の攻撃はわずか4球で3者凡退。嫌な感じで8回裏の今治西の攻撃に入る。先頭打者は打ち取ったものの、次がなんとショートのエラーで出塁。つぎは連打で1死満塁で、4番を迎える。四国随一の強打者らしい(しかもエース)。二球ボールの後に浅い外野フライで二死に。ほっとしたところで五番に逆転タイムリーを打たれそのまま終了となった。
 ショートのエラーは残念だった。グランドが雨で荒れていたが、一塁への悪送球なのでグランドの状態は言い訳にはできない。ひとつのミスが敗戦につながるという野球の怖さだろうなあ。チームとしてこれを教訓に次に始まる春の地方大会や夏の予選に向けてがんばってほしいと思う。とはいえ、都留としては負けたとはいえ強豪校相手に実にいい試合をやったと思う。追加点を取れなかったのは地力の差と思わざるを得ないし、エースもよく投げたと思う。負けても選手たちの表情は明るかったが精一杯実力を出せたからだろう。見せている側にも伝わるものがあるナイスゲームだったと思う。

 第二試合は熊本工業と県和歌山だったが、あまり見ていなかった。試合内容というより雨という悪コンディションを責めたくなる。結果は熊本工業が実力をみせ勝ったらしい。

 明日は千葉経済だが天気が心配だなあ。