室戸が報徳学園を破る

 今日のヒーローはなんといっても高知代表の室戸。県立高校でありながら近畿地区の秋季優勝校である報徳学園を2-1で破ってしまった。なんでも報徳学園のエースは大会屈指の好投手とか・・・。勝因は守備と投手。特に終盤戦にみせた8回だったと思うが一死二塁でのヒット性のあたりをショートが横飛びで好捕しダブルプレーにしたことや最終回の先頭打者の大きなライトフェンス近くの大飛球をライトが好捕したプレーはまさに神業といえよう。この2つのプレーはもう一度やれと言われたらできるか疑問かもと思えるくらいのスーパープレーだ。いずれかのプレーがなかったらもしかたら勝てなかったとしれないと思うくらいだ。それくらい守備の大切さが思い知らされたなあ。あと、忘れてはならないのは室戸のエースの好投だろう。球の球離れもわかりにくく球質も重い感じで予想以上に打ちにくい投手だったんじゃないか。あと、内角ついて結構四死球が多く適度に荒れていたのもよかったのかも^^。実にいい試合だったが、最後の試合終了後の両チームのあいさつが・・・・。報徳学園の選手は負けたのがよほど悔しかったのか、それともあまりに死球が多かったので怒っていたのかわからんが握手すらしなかったのが印象に残った。少し残念な気がした。まああれだけ死球が当てられたら怒るのは無理はないかもしれないけど・・・。

 それにしてもこの試合に限らず一点差の好試合が多い。ホームランも例年よりも少ないので昔ながらのいわゆる「高校野球らしい」試合が続いているのは好ましい。走者を進めたりひとつの走塁や送球で展開が変わるあたりに本来の野球の面白さがあるのではないかと改めて思った。

あと、一応千葉代表の一角である千葉経済も出たんだけど、試合経過が例の「地震」によりほとんどわからなかった^^
とりあえず勝ったとのことなので次もがんばってほしいな。あとは、明日の成田。相手は広陵だから貧打戦が解決してないとすると苦戦は必至か。やや早すぎるかもしれないが夏に向けて唐川の成長をみたいと思う。