低反発ボールは野球を面白くした

 それにしても今回の選抜高校野球を見ていて、つくづく思ったのは本塁打が少なかったことだった。今大会から低反発ボールを使っているためで、試合そのものが緻密になったように思えた。つまり走塁や守備といった一見地味とも言えるプレーもこれまで以上に重要になったと思う。見ている側も本塁打は魅力的だが、数が多く出過ぎると淡白そのもの。カキーンと打ってそれでオシマイ。これではつまらない。特に延長戦かなんかで、簡単にサヨナラホームランで勝負がついてしまうのはもったいないように思えてしまう。それがなくなった選抜大会は実に面白かった。一球一球に集中しないといけないし、打った後も守備や走塁などにも目を凝らす必要がある。あと、中継プレーなんかも実に地味だが中継がつながらないと最後まで目的のところまで送球すら届かないw
これは野球中継ではほとんど見られない。球場で見ないと絶対にわからない。やはり野球は球場でみるべきというのが、今回の選抜高校野球をみていて再認識しました。今年も野球を球場で見に行きましょう!