雨の中での選抜大会第9日目

 曇りのち雨の予報だったが問題はいつから降るかだ。昨日までは午後からの予報だったが朝になると午前中から雨の予報だ。梅田のホテルをチェックアウトした時にはまだ降ってなかったが、球場到着するとさっそく降ってきた・・・。ただ雨量は少ないのでなんとか1-2試合はやって欲しいと思う一方で、選手たちにはベストコンディションでやって欲しい思いもある。複雑なものだ。

第一試合は一昨日引き分け再試合になった鹿児島工業と平安の対決。

鹿工000000000-0 H6E0
平安00010000*-1 H4E0

 引き分け再試合となったがこれまた接戦となった。結果として平安が勝ったものの試合内容からみればヒット数が上回った鹿児島工業が押し気味で進めた試合だった。平安がしのぎにしのいで勝ち取った勝利といった感じだ。

第二試合は智弁和歌山宇治山田商

智弁00000001001-2 H10E0
宇治00010000000-1 H9E1

延長11回の熱戦となった。宇治山田商のエースは140キロ後半を出す好投手なだけに智弁和歌山も手こずった。また宇治山田商打線もなかなか活発で結構チャンスを作っていた。おおきかったのは10回裏宇治山田商のチャンスでセンター後方に大きなフライが上がり抜けたらサヨナラといった当たりだったが、センターがファインプレーでアウトに。このビッグプレーで流れをつかんだ智弁和歌山が準々決勝に進んだ。応援の方は智弁和歌山は、独特な感じでの応援団によるかけ声が特徴的。個人的にはちょっと・・、という感じだったので特に収録はしなかったなw

第三試合は華陵と天理の対決。雨はだんだんと強くなってきた。グラウンドコンディションも一部に水が浮くようになってきており土をいれてなんとかやれる状況。観客にも選手にも酷な状況となった。寒い雨の中で野球観戦し続けるというのはある意味「修行」のような感じになってくる・・・。

試合は結果的には天理が大勝したようだが、実は5-1で天理がリードしていた6回ぐらいで甲子園を後にしてしまった。ちょうど6回終了時点で場内アナウンスで第四試合に行われる予定だった沖縄尚学と明徳の試合が順延になると言われたのがきっかけ。あと、それだけきついコンディションであったともいえるし、帰りの電車の状況も考えた。ただ、天理の応援は素晴らしかった。ある程度人気があったのは知っていたが彼らの生演奏を直に聞いてみるとボリュームから音から何から何まで素晴らしかった。ぜひとも甲子園で習志野ブラバン対決をして欲しいよ。

というわけで今回の甲子園の旅に終了に。合計三日間で9試合。最終日は悪天候になってしまい、沖縄代表の応援演奏を味わえなかったのは残念だったものの、好試合が多く、応援の方も北大津や天理など素晴らしい演奏を聞くことができたので大満足でした。