5/5千葉春季大会決勝および関東大会出場校決定戦

この日は決勝戦「千葉経済-木更津総合」よりも三位決定戦の市立柏と東海大望洋に注目しました。柏の好投手松村のピッチングに注目しました。

市柏100000001-2
望洋000000000-0

 市立柏の松村に注目していましたがやってくれました。堂々の2安打完封でした。うち1安打は止めたバットに球が当たってのライト前へのポテンヒットですから、実質的なクリーンヒットは1本しか打たれてません。三塁を踏ませずの完封は立派でしょう。ただ四球2死球2で合計四死球4は多かった。ボール先行したことも多かったのでコントロール自体は前回5/1よりも悪かったと思う。でも去年までとの違いはボール球が先行しても立ち直って抑えてしまうところ。去年までならボール先行してストライクを取りにいって打たれるパターンが多かったのでやはり成長したんだと思います。寒い冬の間頑張ったんだろうなと思う次第。これで関東大会出場を決めました。関東大会での相手は日大三ということで強力打線との対決は見物ですよね。頑張って欲しい。あと、市立柏の一二番の2年生コンビはいいですね。出塁率もいいしバントも実にうまい。中軸も大関を中心に好打者がいるので得点力は結構ありそうです。

次はいよいよ決勝。あまり見る気はなかったのですが序盤のみの観戦です。予想外だったのは木更津総合が先発田中を起用したことです。まあ夏の予選ではエリアが違うので対戦することもないので別に手の内を出してもいいということもあったのかもしれませんし、千葉経済に勝つということでの総合の監督の意気込みを感じた起用でもありました。が、千葉経済はエースどころか二番手投手すら起用せず^^。まあ打線は一応レギュラークラスといっても、「やる気あんの?」との印象が強い。この試合に対する意気込みの違いがそのまま結果に出て木更津総合が15-0の大差で千葉経済を破った。木更津総合エース田中はノーヒットノーランだったらしい。らしいというのは自分は田中のピッチングを2イニング見て天台を後にしたので全部みてないからです。
 大敗した千葉経済だが、田中はたしかにいい投手だけどノーヒットノーランを食らうような出来ではなかったのがそれだけ経済打線が深刻だということでもある。それに相変わらず千葉経済の守備に乱れがあったらしいのでこれもまた深刻だと思います。木更津総合がというよりも、千葉経済のだらしなさが印象的な決勝戦の際立ってたと思う。エース斉藤の次になる投手が育たず、打線と守備が不安なままでは夏の予選は相当厳しいのではないかと正直思いました。