秋季大会11/1

 まずは初日、保土ヶ谷での二試合、下妻二-甲府工と習志野-日大藤沢を観戦してきました。JR保土ヶ谷駅からタクシーで約10分、890円で到着。このくらいの負担だと楽ですね。春季大会で北麓球場みたいに5000円近くもかかることもありましたし・・・(笑)。すでに開会式は終わっていて、出場校関係者でゴッタ返していましたが、帰る人や移動する人も多いこともわかっているので開会式を避けての入場でした。

甲府工001003200-6H8E2
下妻二13204001*-11H15E4

 両チームともに内野守備がボロボロで、数字に表れないエラーもいくつか出ていたのでだらしない試合内容だった。下妻二が途中まで楽勝ペースだったが、先発投手を代えた途端に流れが甲府工へ。不可解だったのは代えた先発投手をレフトに置いておきながら二番手投手での失点を重ねたことでした。もちろん明後日のことも考慮した上での采配だとは思うが、9-4の時点で代えるべきだったと思う。高校野球での4、5点差などセーフティじゃないし、一度流れが相手にいってしまうと取り返しのつかないことにもつながりかねないからだ。ただ、下妻二の打線はよかった。次当たるチームはここの打線には警戒した方が良いだろう。

日藤001100001-3H8E2
習高00121000*-4H9E0

第一試合はグタグタだったが、第二試合の習志野日大藤沢は凄い試合になった。試合が始まる前は習志野苦戦が予想されたが、試合内容は互角だった。習志野はこれ以上はないという程、内容はよかった。先発山田の出来もよかったし、打線もよくつないだ。心配された守備もノーエラーだった。むしろ地元神奈川の日大藤沢のほうが強風の影響で外野がエラーするケースがあったくらいだ。最後の日大藤沢の反撃も一点返して、なおも二死三塁というピンチをなんとかしのいでの勝利。試合終了後での両チームの握手も本当によかった。日大藤沢はきびきびしたプレーで好感できる良いチームだ。試合終了後の彼らの涙も忘れられない。ほとんどの選手が泣いていた。あと、日大藤沢の応援スタンドからの「絶対、優勝しろよ」コールもよかったなあ。試合内容といい球場での雰囲気や応援団の態度からしても今年のベストゲームだ。
 あと、日大藤沢の試合前のノックも実に面白かった。いい返球に数人の選手がアウトコールするのだが、最初はそうは思わずガッツポーズかと思ったくらいだったし。本当に面白いチームだ。ファンになりそうだ(笑)

試合終了後、横浜(正確には黄金町)にて宿泊したが、喫煙ルームのタバコの臭いがきつくて参った(苦笑)。ホテル近くの台湾料理屋に入ったが実に旨かった。