習志野、初戦突破

例年であれば週末を利用して観戦するのだが今年は特別。それにプラスして甲子園での習志野の初戦を観戦するが故に一日限りの観戦ということになった。いやー、結論からいえば行ってよかった(笑)

彦根東000100120-4
習志野000002111-5

 まさにスコアが示す通り死闘となった。序盤、習志野打線は彦根東のエース金子からヒットすら奪えない状況だった。ただ、5回に一度腕に故障したらしく一度ベンチへ治療に行ったあたりから試合が急に動き始めた。その後に習志野が初安打。そして翌6回には今度は足を故障したらしく習志野打線が襲いかかる。逆転したのは投手カバーが足の故障のせいで遅れたせいだった。その姿があまりに痛々しく正直嬉しいとは思わなかったほどだ。二番手投手以降は明らかにエースよりも劣っていたので加点できたといっていい試合。エースの故障がきっかけかわからないが彦根東の選手の執念も十分に感じさせてくれた。7、8回の彦根東の攻撃もその執念を感じさせてくれる素晴らしいものだった。その8回の攻撃で習志野が逆転されたあたりはまずい雰囲気がアルプスにも漂ってたが、その雰囲気を一気に変えたのが福田のレフトスタンドへの同点ホームラン。同点にさえしてしまえば、彦根東の投手陣を考えれば有利だったのが一番大きい。相手投手陣を考えたら同点にさえしてしまえばなんとかなりそうだったからだ。そしてその後のサヨナラ勝ちにつながっていくわけだが、見ている側には心臓に悪いスリリングな展開だった。まさに両軍が死力をあげての好ゲームだった。

その他の観戦した試合については後日書きたいと思う。