一回戦から好ゲーム

 いよいよ予選開始後はじめての週末ということでさっそく観戦に行ってきました。三年前に旋風を巻き起こした市立稲毛と昨秋ベスト4の八千代東の対戦があるというので天台に向かいました。試合前に天台球場近くのガストで朝食を取るのですが、春に来た時より分煙対策が施されていたのには驚いた。完全に喫煙コーナーをガラスで隔離していたほど。非喫煙者にとっては非常にありがたい。

 そしていよいよ試合ですが、想像以上に素晴らしい試合になりました。

八千代東10000000000001-2 H11E1
市立稲毛00000100000000-1 H7E1

延長14回にも及ぶ死闘となりました。特に印象的だったのは稲毛の石田という2年生エース。投げ方が元巨人の桑田に似ていて球速はそこそこだがキレがあった。そしてスライダーに落とす感じのある変化球の組み合わせでコンビネーション次第によっては良い投手になりそう。特に落ち気味の変化球は高校生には打ちにくいと思う。まだ2年生なので今後に期待できそうです。ただ延長14回では完全にスタミナ切れで勝ち越し点与えた押し出しも仕方ない。むしろ八千代東の投手のふんばり、そしてそのスタミナの凄さが評価されるだろう。
あと、ツキがなかったのが延長戦の試合規定だろう。今日も本来であれば3試合が組まれていたのだが第三試合が行徳の部員不足による不戦敗ということで2試合のみの開催。3試合なら試合時間3時間半以降は新たなイニングに入らないという規定がありこの試合延長14回は入らなかったのである。2試合ということで延長15回までやるということになりその結果14イニング目に勝ち越し点が入ったことになったわけです。まあでも凄まじい試合でした。両チームともお疲れさまでした。地方大会一回戦からこんな良い試合が見られるというのも千葉大会の大きな魅力と再認識させられました。

次は文理開成と佐原の対戦

開成000000000-0 H5E1
佐原01010100*-3 H5E1

こちらも好試合でした。文理開成はベンチ17人しかいないのでどうなることかと思いましたが、良い試合だったと思います。よく調べてみると昨秋、そして春季大会とそれなりの実績を残していたんでしたね、失礼しました。

第三試合は行徳の不戦敗ということで中止。天台球場での一回戦にしては珍しく2試合のみの開催となりましたが、第一試合が試合時間四時間にも及ぶ延長14回の激闘でしたので十分楽しめました。