準々決勝マリンスタジアムで4試合

maconn2006-07-26


天候不順が続きスケジュールが押しているため、準々決勝4試合全てをマリンズスタジアムで1日に一気にやると24日に高野連が発表し衝撃が走りました^^
甲子園ですら準々決勝は1日2試合になって久しい。準々決勝といったらトーナメントではある意味では一番面白いのでそれを全て楽しめる機会はそうはない。その誘惑に負けなんとか都合つけて行って参りました^^
正直帰ってきての感想は


              行って良かった


でしたー(笑)。4試合のうち2試合は延長戦で逆転サヨナラもあればサヨナラエラーもあったりで高校野球ならではのドラマが何度も演じられた。感動を与えていただいたプレーヤーや応援団、応援に参加していた人々に心から御礼申し上げたい。

まず第1試合は拓大紅陵銚子商業という昨年夏予選決勝のカード。あいにくの雨と試合開始8:30ということもあり観客の入りは今ひとつ。特に銚子商業スタンドが寂しかったように思える。

銚商000020000-2
紅陵00140000x-5

試合は終始紅陵ペースで進んだ。銚子商業はこれまでの予選に入り春大会と打って変わって打線が低調だったが今日も紅陵エース永棟を攻略できなかった。5点先行された時点で勝負ありといった感じだった。一方、紅陵は5回戦対流経大柏戦を集中打が出てコールド勝ちした勢いが今日も出た格好。4回の集中打も打線にようやく火がついた印象がある。今後も楽しみな打線である。

第2試合は稲毛対市立船橋

市船橋0150000001-7
市稲毛0003030002-8

稲毛高校の快進撃が止まらない。市立船橋に6点先行、それもエラーからみの悪い形での失点だったので今日ばかりはきついかなと思ったが4回と6回に集中打で追いつき球場の雰囲気は一変。稲毛が押せ押せのムードになった。高校野球ファンも稲毛みたいなチームにはつい応援したくなる^^延長に入りこれまた守備の乱れで失点するが10回裏に逆転サヨナラ^^
稲毛の打線は本物だ。フリが鋭いのもあるがどんどん振ってくる。準決勝の拓大紅陵の投手をどこまで打てるかがポイントになるだろう。稲毛のエースも一人が投げてきており、疲労が相当たまっているだろう。いうまでもなくスタンドは稲毛側につくだろうが厳しい戦いになることは間違いない。

第3試合は東海大浦安対千葉経済大附属

東海大浦安000100010-2
千葉経大付00004200x-6

千葉経済大附属が危なげなく勝ち進んだ。打線はトーナメントが進めば進むほど好調になっていっている。そしてエースが完投したのは大きかった。実はこのチームは一年生投手がいる。おそらくエース以上に安定した投球ができるレベルの投手で来年以降楽しみであるが、この投手を使わなくて済んだのは大きい。次は習志野戦だが先発はエースだろうが危なくなればこの一年生投手を使ってくるカードを持っている。千葉経済大附属は決勝に進む可能性が高いと思っている。
試合と別に気になったのが東海大浦安のスタンド。近くに座ったがヤジがとても汚い。特に相手選手、特に近くを守っている外野手の個人名で罵っている姿は正直醜かった。それも野球部員w
正直応援する気にはなれなかった。当たり前ですが。

第4試合は習志野対横芝敬愛

横敬愛0010000000-1
習志野0000001001-2

試合開始が午後6時ぐらいとまるでプロ野球並みのナイターの試合となった。
横芝敬愛の鶴岡投手と習志野の佐々木の行き詰まる投手戦となった。敬愛が太った一番打者千葉の大ホームランで先制するが終盤に習志野が追いつき延長に入った。習志野10回の攻撃も簡単に二死取られたが三塁打が出て二死三塁に。

そして次簡単な遊ゴロだったが一塁に悪送球でサヨナラ。エラー直後にショートは頭を抱えてうづくまってしまうし、鶴岡はマウンド上で大の字で倒れてしまった。他の野手も何人かその場にうづくまる。なんとも残酷な結末となってしまった。特に敬愛のエース鶴岡は体力的には限界を超えていたように思える。先週の試合で足を傷めているにも関らず一人で投げぬいてきたのだからね。その試合も観戦した私も泣きそうになってしまった。習志野が勝ってくれてうれしい反面、横芝敬愛の敗戦も期待したわけではなかった。両方勝って欲しいと切に思った好ゲームでした。と同時に両チームには感動を与えてくれてありがとうをいいたい。

あと、マリンスタジアムの今年新設されたフィールドシートは最高でしたな。丁度応援団の真ん前に座ることができるためあの習志野ブラバン演奏を心置きなく聞くことができましたから(笑)