優勝候補・横浜まさかの敗戦

 横浜が1回戦早々に敗退するという驚きのスタートで第88回大会となった。確かに大阪桐蔭も競合に違いないが横浜との比較で言えば苦戦すると個人的には考えていた。試合序盤はまさしくその通りの展開でいつ横浜が得点を重ねてもおかしくなかったと思える。1点先行した後もチャンスがあったものの、それを逃し横浜の拙攻が続くと流れがやがて大阪桐蔭に向かっていった。そして魔の7、8回を迎えた。まさかの大量失点を喫しての敗戦。去年の秋季関東大会や春の甲子園での強さを目の当たりにしている人にとってはまさかの敗戦といえる。惜しまれるのはやはり序盤戦での拙攻だろう。2点目、3点目を取っていたら展開は全く変わっていたと思う。一発勝負の怖さでもあるだろう。それに初戦というのも横浜には不運だったかもしれない。