大会第８日目
清峰が一歩も二歩も有利かなと思いきや・・・。２点先行した時点で「ああこりゃ清峰勝つね」と思うような展開に。選手もそんな雰囲気になったのか？エース有迫が不安定なままで逆転を許す。打線も終始審判の判定に不満タラタラといった感じでいらいらしながら凡退を繰り返す最悪の展開に。たださ、審判にやつあたりするような態度をあからさまにしているような態度が多いのは残念だった。常連校になりつつある中で少し傲慢になってないか？変にイライラして凡退繰り返したら無意味。去年の夏の大会や明治神宮野球大会、今年の春の選抜と結構清峰の試合を偶然に観る機会が多かったが何かそれまでのチームと違う印象を持っちゃった。すごし残念。そしてエース有迫が劣化しているようにみえたのも残念。早稲田実の斉藤が去年の秋からものすごく進化しているのと好対照といわざるをえない。
最後にスリーランなどで１点差まで追い上げるか時すでに遅し敗戦。自分達の感情のコントロールができていれば勝てた試合だったかもしれない。こういう試合は見ている側からしてもとても残念だ。一度初心に帰って欲しいと思いました。
一方、福井商は素晴らしかった。投手もよかったし打線も着実に加点していった。清峰と違い力を十分に出した。その差が出たね。
仙台育英の２年生投手が県大会決勝を再試合含め全て投げきって勝ち進んできた好投手ということで注目していた。
日大山形004002000-6
仙台育英000111000-3
結果は日大山形がチャンスに集中打を浴びせ仙台育英の２年生投手から６点を奪い快勝した。スコアを見ればそうなんだが、日大山形の好守がとても光った試合だった。序盤戦はランナー２者出ていてライン際の鋭いゴロをサードが好捕しアウトにしたし、レフトが素晴らしいバックホームでアウトにしている。また終盤戦には二死満塁でレフト越しの大きなフライを背番号をホームに向けて手を目一杯伸ばしての好捕と超ファインプレーが続出。それらが一歩間違って捕れてなかったら4-6点は取られていたというものだった。あと、日大山形の四番打者はすごいね。県大会も打率五割を超えていたけど、その実力を甲子園でもいかんなく発揮、二死満塁から走者一掃の三塁打を３回に放つなど大活躍だった。常川君というらしいがすごいスラッガーだ。山形出身というのもいい。点差は３点あったが見ごたえあるナイスゲームでした。
今治西011800200-12
文星附200000001-3
部員に逮捕者が出たにも関らず強硬出場した文星芸大附属が惨敗したゲームとしか記憶が残らない凡試合。ということでコメントはこれだけ＾＾
次は八重山商工対松代。去年の秋から注目していた八重山商工の登場です。そして個人的には昨年夏の大会で沖縄尚学対酒田南を観戦して沖縄勢の応援に心打たれているのでとても楽しみにしていました対戦です。
松代高000000102-3
八重山00023000*-5
八重山商工は注目のエース大嶺でなく当山＾＾。なにやら千葉経済戦でふがいないエースに監督から渇を入れられたようです(笑)。試合開始当時は晴れていたのですが急に怪しげな天候に。そして雨が降り出しすぐに中断。なにやら雷注意報が出たらしい。中断後に物凄い雨が降ってきた。おかげでスタンドから雨から非難する客で球場内側はすし詰め状態に。こんな時はスタンドにいたほうがよほどいい。それに指笛鳴らす人がたくさんいて楽しい雰囲気もあったし・・・。気さくに話しかけてくる人も多いし非常に楽しめました。何か後ろに立っていた沖縄のおにいさんからビールおごられたりよかったなあ。あと内野をカバーするマットをかけるシーンには大歓声が出るなど盛り上がりました。試合は49分中断したあとに再開され、中盤に八重山が集中打で５点を奪い主導権を握りそのまま逃げ切った。ただ、中断のため試合が大幅に遅れ20：30の新幹線で帰らないといけなかったので７回終了時に球場を後にしました。スコアも5-1ということでよかったんですが、これが接戦だと後ろ髪引かれる思いだったと思います。ラッキーでした。
でも後から考えればこの中断というある意味での非日常感もよかった。実によかった。最高でした。
