結局、どの勝者が2006年シーズン王者なのか

 ラグビーでは日本選手権、マイクロソフトカップトップリーグそれぞれに勝者が出る。試合が増えてファンも楽しめる機会が増えていいのかもしれない。が、根本的な疑問点として2006年度王者が誰なのかはっきりしないということがある。これは実はJリーグにもいえることで通常のJリーグ天皇杯と複数あるので同じような疑問が出る。人間とは面白い者で王者がはっきりとしている方が記憶にも残るし印象にも残りやすい。ラグビーみたいに三つもタイトルがあるとどんどん印象が薄れてくる。例えば、2年前のそれぞれの王者を言えるファンがどれだけいるのか疑問。現実に私は覚えてないし・・・。確かに決勝戦が増えて興行的にはプラスなのかもしれない、短期的には。ただ、ファンとしては盛り上がりをピークにもっていけないので冷めてしまうのではないか?
その辺では高校野球の選抜大会の立場も微妙かもしれません。地方春季大会に夏の地方予選、そして夏の甲子園大会で十分かも。まあ現実として夏の甲子園は圧倒的な認知度と人気があるので注目されるから明らかにピークは「夏の甲子園大会」と誰にでもわかるからいいのかな? まぁ少なくともラグビーやサッカーといった今後人気を上げていかないといけないスポーツはもう少し考えてほしいと思う。