甲子園に行ってきた-1

 8月11-12日の週末に甲子園に行ってきました。去年と同じように金曜深夜に東京を出る寝台急行「銀河」で土曜早朝に大阪に到着するパターンです。相変わらず寝台車というのは味がありますな。駅弁と缶ビールを買い込み銀河に乗り込む。そして夜景を見ながらウトウトしていると大阪到着→甲子園というのは実にいいです。お盆の真っ最中ということでいつも以上に人が多かった。特にそれを感じたのが阪神電車で梅田から甲子園に向かう電車は激混み。というわけで1年ぶりの甲子園w

 大会4日目第1試合は創価-愛工大名電。とりわけ創価側スタンドは第1試合としては異様なほど満員でしたw。
名電000000100-1
創価30000000*-3
試合はといえば創価のホームという感じの中での変な雰囲気で進み、結局初回に3点先制した創価が逃げ切った形となった。安打数でいえば創価がわずか3であるのに対し、名電は6。創価はワンチャンスを活かしたのに対し名電は終始押し気味だったが後一本が出ず敗退した。よくわからなかったのが名電の投手起用。エースが最後まで投げなかった。先発投手は地方予選でわずか5イニングしか投げてない4番手。ピンチになっても投球練習で最初に出てきたのが背番号10。エースが故障でもしたのかな?結局、初回の失点でテンポが狂ってしまったようだ。それにしても創価の動員力はすごい。応援にスタイルは大学とは全然違うようだ。ただ創価の試合が終わったらとっとと帰ってしまうのはいかがなものかと・・・。次の試合の三塁側はスカスカになってた。一塁側、バックネット裏、外野が超満員なのに三塁側がスカスカという異様な状態に・・・。チケット販売も対応が遅れ結局終日一塁側内野は空いていたです。なにかイナゴの大群のあとの畑みたいでしたw

第2試合は選抜準優勝校の大垣日大と金足農の対戦でした。
大垣日大010000010-2
金足農業000100000-1
金足農業が予想以上の善戦を見せた。帰省の大渋滞に巻き込まれ大垣日大の応援団の到着が遅れに遅れ、到着したのは試合の中盤でした。それまでは手拍子での応援となり、なんだか秋季大会でも見ている雰囲気でしたw。他の高校なんかは20時間とかかけて応援団のバスでやってきているのに、岐阜という場所から大幅に遅刻するというのは失態じゃないのかな? まあ大垣日大の応援スタイルはごく普通なんで特に収録したりすることもなかったけど、必死にやってる選手たちにも失礼と思う。しっかりしてくれと思った。

第3試合は東福岡と桜井の対戦。
桜井高00030000000-3
東福岡00100000201-4
地味なカードでしたが、試合は白熱した素晴らしい延長戦となった。特に富山代表の桜井の応援団がの雰囲気がとてもよかった。まさに「おらがチーム」を応援するために町をあげて応援に来たという感じ。やっぱり甲子園のアルプスはこれがいい。強豪校や地元になじんでない私立校ではない雰囲気だ。反対側の東福岡のアルプスなんかは空いていたから地元ファンが多くなかったのとは対照的だった。それだけに桜井に勝って欲しかったが、結果は東福岡が延長戦を制した。最終回までは3-1で2点リードそれも二死23塁から同点タイムリーを打たれて延長戦突入した結果の敗戦だけに本当に残念でした。

第4試合は注目のカードである広陵駒大苫小牧
広陵000011003-5
駒苫020010001-4
一回戦屈指の好カードにふさわしい激戦となった。ただ、駒大苫小牧は守備が乱れ逆転されたのがいただけかったな。あと、いささかふとり気味のエースの態度もな。立ち上がり連続死球を与えたのに帽子すら取らないwまあ好感度0といった感じ。スコアだけ見るとすさまじい試合だったが、駒大苫小牧が勝手にかけた自滅で負けた印象が強い。試合内容は好カードのわりには濃くなかったと思う。