遅くなりましたが甲子園での観戦についてです-2

19日からのいよいよ準々決勝に入ります。
帝京高0102000000000-3
佐賀北1110000000001-4
帝京有利かと思われた試合だったが、行き詰まるものすごい試合となった。帝京の先発はエースでなく背番号10の高島という投手だったが、選抜大会ではエースナンバーだった男だ。その後、極度の不振に陥りエースナンバーを譲っていたということでポテンシャルはかなりある投手だったはずだ。一度調子を崩すともとに戻すには時間がかかるのだろうか?今日も先発したもののピリっとせず、毎回1点ずつ奪われて3イニングで降板した。五回以降は両エースが踏ん張る展開が続き延長戦に入る。最終的には佐賀北がサヨナラ勝ちするわけだが、帝京は勝ち越すチャンスを二度のスクイズ失敗で潰したのが痛かった。まあ二度目の本塁突入でのアウトは誤審っぽかったけど・・・。後半押され気味だった佐賀北に流れを戻したのはセンター馬場崎。13回表の帝京の攻撃で、バックスクリーン前の大きな当たりをセンターがフェンスにぶち当たりながらも好捕した超ファインプレーが飛び出して佐賀北に一気に流れが来た。それでその裏の攻撃は簡単に二死を取ったものの、センター馬場崎がヒットで出たのも何かの運命なのか・・・・。その後連打でサヨナラとなった。
それにしても帝京が久しぶりに心に残るいい試合をしたと思う。特に帝京のエース垣ヶ原。昨日からの連投で疲れがあっただろうが10イニング1失点は感動ものだった。後、センター前ヒットかと思われたゴロをセカンドが取ってショートにトスしてアウトにした大リーグ張りの超ファインプレーが出るなど素晴らしい試合だった。両チームあっぱれだ。こんな感動をありがとう!

第二試合は
広陵高000220300-7
今治西100000000-1
広陵今治西という瀬戸内海対決で好カードだったが、意外と一方的な試合となった。今治西のエース能代広陵打線が攻略し7-1の大差で破った。疲れもあったのかもしれないが広陵も昨日の第四試合だったので条件はむしろ広陵が悪かったと思う。その意味では広陵のエース野村はすごいスタミナだな。