5/1 千葉県春季大会準々決勝

 しばらく埼玉県大会へ「浮気」をしてしまっていたので、有給とって千葉県春季大会を観戦に天台まで行ってきました。

望洋001000000-1 H8E0
東総000000000-0 H4E1

 先発は東海大望洋がエース佐々木に、東総工がエース高橋でなく菱木。3回の望洋は一死一塁から三振の間に盗塁成功で二進。その後にタイムリーが出て結局それが決勝点となった。実はこれも東総がついてなかった。盗塁のところは打者が三振した後に「よろけて」偶然捕手杉山の前に出てしまい、結局スローが遅れて盗塁成功になった。スローが遅れても間一髪セーフだったので普通に投げることができていれば三振ゲッツーだったと思う。打者がよろけたのもわざとでないため当然ながら守備妨害にはならなかった。ちょっとした運がどっち向いていたかの違いでした。でも、理解に苦しむのは東総工の先発がエース高橋でなかった点だ。高橋が登場したのは5回途中からだ。たしかに先発菱木にしても1点しか取られてないので問題ないように見えるが、危なっかしかった。よく一点でしのいだという内容だったし。あとなんといっても東総工の打線だろう。4安打だけだったので押さえ込まれた感じであったが、手も足も出なかったわけではないと思う。特に序盤はチャンスが結構あった。中盤以降はだんだんと調子を上げた投手に抑えられたといった感じ。あと杉山にいい当たりが全くなかったのもチームとしては誤算だった。

市柏2002300-7 H12E0
市船0000000-0 H5E2

第二試合は市立柏と市立船橋の市立対決だ。先発は市立柏がエース松村だったのに対して、市立船橋は背番号20の信田。市船の先発大丈夫かといった雰囲気の中で、いきなり先制パンチを食らう。大関のレフトスタンドへのツーランで先制。その後もピンチの連続で二死から走者がたまるパターンだったので2、3回はなんとかしのいだが結局4回につかまりKO。2番手は背番号3の石田、3番手は背番号10の酒井が出るものの火に油を注ぐ展開になり7失点。結局、市立船橋はエースの登板はなし。なんだか市立船橋に勝つ気があるのか疑問のような試合だった。内容も悪い。エラーや四球が失点につながるなどいまひとつだった。
これに対して市立柏は快勝だった。内容も文句なしだった。まずエース松村。以前から球速が早い評判はあったがコントロール難。事実昨年秋季大会での対習志野戦ではコントロールが悪く、ストライクを取りに行ったところを狙い打ちされていた。そのコントロール難がすっかり影を潜め、ストライク先行でグイグイと抑えていく理想的な展開。たまたま調子が良かったのかわからないが、コントロールが良くなったというのであれば今後十分に期待できそうだ。あと、目立っていたのが3番打者大関だ。先制ツーラン、タイムリ二塁打2本を含めた4安打で5-6打点を叩きだしていた。あと、守備もよかったのも印象的。大差の試合にも関わらず緊張が切れずに素晴らしい好プレーを連発していた内野陣はすばらしかった。試合は大差だったがけっして退屈しなかったです。