千葉マリンで千葉県予選を観戦

maconn2008-07-12


 12日、天気晴れ。千葉マリンに県予選大会を観戦しに行ってきました。1回戦なので好カードは少ないんですが、拓大紅陵銚子商の試合がそれぞれ行われるということで千葉マリンに向かいました。

犢橋00010000000-1H8E2
東邦00100000001-2H9E2

さすがに一回戦ということで千葉マリンの二階席開放はなし(当然か)。第1試合から延長戦となった。接戦だが締まった内容だったとは言いがたかった。エラーとバント失敗が目立つのもね。ただ犢橋の2年生控え投手の背番号17は球のキレが良かったので今後に期待できそうだった。ただいかんせん犢橋が今ひとつか。東邦大東邦はエースが最後まで投げきったが上位校相手には難しそうな印象でした。最後は東邦大東邦が二死二塁からセンターへの深いフライを犢橋のセンターが追いつきながら落球し東邦大東邦のサヨナラ勝ちとなった。追いついていただけにセンターは悔しいだろう。でも劇的でしたね! 接戦になり試合も後半になるにつれ、両校のスタンドからの声援がどんどん大きくなって緊張感が高まっていく雰囲気は甲子園だろうが地方大会1回戦だろうが同じです。これだけは球場観戦でしか味わえないですね。あと、犢橋のブラバンが意外といい音をさせていたのが印象的。

勝浦000000-0H1E0
銚商110026-10H9E1

第2試合は勝浦若潮銚子商の対戦。結果は銚子商の6回コールド勝ちだが、内容はいまいちか。特に先発糸川がぱっとしなかった。ベンチ入り11人しかいない勝浦若潮に良い当たりされていたし、上位校相手には厳しそうだ。打線も10点取ったが特に迫力は感じなかった。特に4番黒田はポテンヒットのみと内野フライが目立つなどいまいち。コールド勝ちしたものの「強さ」を感じなかったのが正直なところか。一方、勝浦若潮のバッテリーはよかった。先発今井は中盤になって銚子打線につかまったもののまだ2年生だしがんばってほしいと思う。

市立銚子0000100-1H3E0
拓大紅陵0101141-8H16E1

第三試合は拓大紅陵と市立銚子の対戦。序盤から拓大紅陵が単打を量産する展開になったが市立銚子がなんとか凌ぐ。この試合のポイントは6回表の市立銚子の攻撃だろう。1死満塁のチャンスというところで、雷のため中断。その後は雷と激しい雨で約1時間10分の中断に。これで押し押せだった市立銚子の流れが切れてしまったのか、試合再開後1死満塁から痛恨のゲッツーに終わる。この時点でスコアはまだ1-3だったからチャンスを活かしていればまだどうなるかわからなかっただけに残念。拓大紅陵のエース本村はもうひとつの印象でしたね。5回途中で交代させられていたことから本当の意味での監督からの信頼を得てないのだろうか? いずれにせよ今年の拓大紅陵は継投が基本になりそうである。一方、拓大紅陵の打線は予想以上によかったと思う。長打力はないが、小技ができる打者や巧打者、足が早い打者が実に多い。特に3番吉川の「うまさ」は光った。継投と打線のつながりがうまく機能すれば、拓大紅陵は上位進出しそうだ。