習志野早くも敗退・・・

maconn2008-07-19


 17日、予定では観戦する予定はなかったが寝坊した。私の主義は寝坊したら遅刻するのでなく休んでしまうことだ。従って会社を休んでしまった。ちょうど習志野の試合が市川臨海で行われることは知っていたので頭の中では自動的に判断したのかもしれない^^
 というわけで、平日の高校野球観戦となりましたが結果的に行っておいてよかった・・・。やはり習志野ブラバン応援を聞かないことには夏は始まらないからだ。そして習志野は秋と春いずれもブロック予選で敗退している。くじ運もあったのかもしれないがブロック予選敗退という事実、そして千葉日大一を破った検見川というチームの勢いから決して楽な戦いにはならないことは予想されたので、「ひょっとすると20日の千葉経済戦」より前の段階での敗退もありえるかもという予感はしてたが当たってしまった。しかし、「行ってよかった」でなく「行っておいてよかった」というのが正直なところ。つまり習志野の戦いぶりがふがいなかった。ブラバンの応援が聞けただけというのが収穫というのが事実だ。

習志野001010000-2H3E0
検見川20100000*-3H8E2

 五井駅からいつものように日の丸タクシー駐車場内にある貸し自転車を借りて市原臨海球場に向かう。しかし、夏の利用ははじめてだ。いつもは心地いいはずのサイクリングも夏は厳しい。たったの10分くらいの距離なのだが結構きつかった(笑)。
 スコア的には接戦だったが、いかんせん3安打では勝ったとしても経済相手なら悲惨なことになっていたのかも、と思わせる内容だ。確かに検見川の2年生投手はスピード自体そこそこだが、100k以下のスローカーブをうまく使っていたのが印象的で緩急を使ったピッチングに翻弄された。でも3安打しか打てないような感じでもなかったと思う。習志野と言えば打線が活発なイメージがあったのだが今年は違っていた。むしろ守備はしっかりしていたのも事実だけど。あと、選手たちの体も線が細い。強豪校の選手たちよりも確実に小さい。選手起用もスタメンに3年生は4人だけの若いメンバー構成だったが、あれは検見川を舐めたのかベストだったのかはわからない。だが先発が1年生投手高橋の左腕だったがワンアウトも取れずにKO。四球でランナーをためてタイムリーを打たれる最悪の展開。最後の打者も3年生に下級生の代打を出して凡退で試合終了というのもなあ。掲示板とかでは3年生選手軽視とかいう批判も多く出ていたが、やはり結果残さないと批判されても仕方がないだろう。試合内容は完敗に近かったと思う。試合後に習志野の応援団長が悔し泣きをしていたが、青春だなと思ったな。これで終わりなんだよな3年生は。と思うとますます3年生の起用方法には疑問を持ってしまう。もちろん下級生にとってみれば経験を得られたとは思う。監督の意図もそこにあるのかもしれない。だから秋には期待できるという人もいる。投手と守備は確実によくなったので大崩れしないチームにはなったので秋には期待したいところではある。ブラバン応援は素晴らしかった。相変わらず爆音といった感じだ。それに習志野のアフリカンが聴けるとは思わなかった、すごい迫力。でも3安打なので盛り上がりに欠けてしまいましたな。応援団にとっても消化不良だろう。
 一方、検見川というチームをはじめてみたがなかなか面白い。投手が背番号10の2年生投手だが実質エースみたいだ。一回戦の千葉日大一にも先発していたようだし、まさか初戦でもあり千葉日大一クラスに検見川が2番手投手を先発させるとも思えないからだ。実際見てみると、意外と打ちにくい。100k以下のスローカーブを混ぜた緩急を使ったピッチングはひょっとすると次の経済相手にはそこそこの投球をするかもしれない。速球は早くはないが決して遅くもない。他に変化球もあるので球種はしぼりにくいと思う。しかもそのスローカーブは最近になって会得したらしいから器用な投手なんだろう。投球術にも期待できるかもしれません。打線もよかったと思う。出来が結構よかった習志野の二番手投手相手に良い当たりを飛ばしていたし、20日の千葉経済戦は楽しみなんじゃないかな。