木更津総合と東海大望洋が決勝進出

 有給とって千葉マリンに行ってきました。

成田0100000-1H4E3
木総302102*-8H11E0

 木更津総合が有利とみられた試合だったが、コールド試合になるとは思わなかった。成田がミス連発で自滅した格好。特に初回のレフト線の当たりをレフトが追いつきながら取れずに長打にしてしまい先制を許したのに加え、その後のサードのホーム悪送球(タイミングはアウト)で2点追加したのが響いた。せっかく反撃してもエラーでの失点でリードが広がっていく最悪の展開に。劣勢なチームが自滅してたら勝てるはずもない。残念な試合だったと思う成田にとってみれば・・・。木更津総合に取っては淡路一人で済ませたのは大きいだろう。これで決勝戦の先発は田中だろうけど中3日の休養は有利な立場をさらに揺るぎないものにしたような気がする。

成国002000020-4H7E0
望洋10110050*-8H14E0

 勢いに乗る成田国際と東海大望洋の対戦だったが、7回に望洋が一気にたたみかけ5得点するまでは一点を争ういい試合だった。機動力と打撃がかみ合い素晴らしい攻撃となった望洋の七回の攻撃。特に1死23塁からのツーランスクイズは望洋らしさが出ていたと思う。望洋エース佐々木もスライダーがキレていて成田国際打線から17奪三振の好投を見せたがそれほど抑え込んだような印象はほとんどない。成田国際打線の粘り強い打撃も印象的だった。守備も両チームノーエラーで一時はコールド試合かとなるような点差が開いたが、なかなかいい試合だったと思います。特に成田国際の応援団が素晴らしかった。女子学生の応援団長は目立っていましたね。最初、応援団をものすごい大きな声で仕切っていて、最初は先生なのかと思ってしまうかのような指示の出し方だったのは微笑ましかった。試合終了後のエール交換も声をからしながら泣きながらのエールとなっていたが、結構感動してしまった。チアがたくさんいた望洋の応援団よりも成田国際の応援団は勝っていました。あと、ブラバンもなかなかよかったですね。レパートリーも多く、グラウンド整備の時に「ボールパークへ行こう」をずっと演奏し続けていたのはとてもよかった。その時間帯に演奏する応援団はなかなかいないからね。チームとしてもまだまだ若いチームだし、なにしろ監督さんが2005年夏に若松が県ベスト4にした実績も考え合わせると、秋以降も要注目と思います。