秋季大会11/3 ついに習志野が来春選抜当確へ!

今回は友人の車で横須賀スタジアムに向かった。高速使ったので7:30過ぎには現地到着^^

下妻二10201200001-7H13E4
習志野10320000002-8H 9E2

選抜をかけた試合、まさに死闘という言葉が相応しいものとなった。習志野の先発はエース山田でなく、一年サウスポーの高橋。一方、下妻二は予想通り背番号7の時野井。下妻二打線に左打者が多かったために高橋先発となったのかわからなかったが立ち上がりから不安定、なおかつリズムも悪い。下妻ニの時野井もキレは相変わらずあるがコントロールに苦しんでいた。なおかつ、両チームとも守備が安定せず、前半から荒れ模様の展開となった。習志野からみれば下妻二の自滅に近い形での得点により3点のリードを奪うが、先発高橋も結局3回持たずにKO、エース山田が登場するも、疲れもあったせいか下妻二打線につかまり中盤に追いつかれる嫌な展開になった。同点になって以降は試合がこう着状態に。山田が安定したことと、下妻二の二番手エースナンバー坂入が一昨日とはうって代わっていいピッチングとなったのが大きかった。そして延長戦に入り10回裏。習志野は二死満塁のチャンスを逃す。満塁になる前に二死一二塁で下妻二の外野陣は極端な前進守備でヒットでは二塁走者を帰さない陣形に。そして案の定、三遊間ヒットが出たが二塁走者が帰れず二死満塁になり、結局習志野はこのチャンスを逃す。習志野にとっては嫌な展開だ。そして延長11回に。下妻二は同じようなチャンスを作り二死一、ニ塁に。ところが習志野の外野陣はやや浅め程度の陣形で、そして左前安打で失点を許し勝ち越された。スタンドからもなんでもっと浅く守らないんだという声があがるのも当然か。だが11回裏にドラマが待っていた。下妻二は三番手投手にサード野村。この継投は一昨日の甲府工戦と同じということで下妻二にとっては継投パターンなのだろう。実際、甲府工線での野村のピッチングは良かったし、投球練習時もビシッと速球を決めてたので正直反撃は難しいかと思われた。が、高校野球は何が起きるかわからないのが面白いところ。難しい高いバウンドのサードゴロをサードがはじいて無死1塁。次が制球に苦しみ四球(死球だったかも)で無死一二塁。送りバントかと思っていたら、ワイルドピッチで無死二三塁。次がファーストフライに終わるも、最後はキャプテン宮内がライト前ヒットを放ち逆転サヨナラという劇的な幕切れとなった。これでほぼ習志野が来春の選抜出場へ大きく前進したと言える歴史的な試合だった。立ち会えて良かった・・・。スタンドも大興奮、習志野市長とも握手してしまった(笑)。
 下妻二も印象深いチームでした。特に打線は今大会では屈指ではないか。長打力はそれほどでもないが全員がつなげる、どこからでも得点が取れるのが凄い。関東四強にはならなかったものの、習志野の今後は展開によってはまだ選抜の可能性は残っている。また甲子園で見たいチームでした。

高崎000004011-6H10E1
青陵010000000-1H 5E1

高崎商が勝ち、これで群馬勢2校が四強入りに。青陵は先発エース野川が連投の疲れのせいかピリっとしなかったが、打線が打てなかった方が痛いだろう。逆に高崎商のエース渡辺がよかった。球持ちも長くて、実に安定していた。この投手は見ていて安心感抜群だと思う。